プーマ、リサイクルポリエステル製のスニーカー
「リ・スエード」発表

Puma ReSuede
(Photo courtesy of Puma)

スポーツブランドのプーマが、定番スニーカー「スエード」のサステナブルモデル、リサイクルポリエステル製「リ・スエード」を発表しました。

リ・スエードは、アッパー(靴底以外の表部分)の素材に、本皮スエードではなく、東レが開発したリサイクルポリエステル製の合成スエードをに採用。
この合成スエードは、生産時に通常のスエードよりもエネルギー消費量とCO2排出量を80%削減できるそう。

中敷き、靴ひも、裏地にも100%リサイクル素材を採用し、靴底には米のもみ殻を使用したエコ・ゴム素材を採用しています。

そして、重量が通常の「スエード」よりも140g軽いため、輸送時のCO2排出量を1,000足につき15トン分削減できるとのこと。

さらに、リ・スエードはプーマの新エコパッケージ「クレバー・リトル・バッグ」に入れて販売されます。

プーマは既に、裏地、中敷き、靴ひもにリサイクル素材を採用した「スエード・エコ」を販売していますが、「リ・スエード」はさらにサステナブル度がアップ。
皮革の生産は環境への負荷が高いのですが(詳細はこちら)、リサイクル素材であればゴミの削減にもつながります。

そして、本物のスエードを使用していないので、ビーガン向けのスニーカーでもあります。

オンラインでは今秋、店舗では2012年初旬に発売される予定です。

Puma
ウエブサイト:http://www.puma.com/

2011/09/22

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