シェイクシャック、
非遺伝子組み換えバンズに切替
(Photo by Lucas Richarz)
ニューヨークの人気No.1バーガー、シェイクシャックが、バンズを非遺伝子組み換えに切り替えたことを発表しました。
え、いままで遺伝子組み換えだったの?
と驚かれる方もいるかもしれませんが、遺伝子組み換え食品の表示規制がなく、広く普及しているアメリカでは、オーガニックか非遺伝子組み換え認証付きでない限り、ほとんどの食品に主に油などの加工食品として遺伝子組み換えが使われています。
食材にこだわるメキシカン・ファストカジュアルのチポレでさえ、遺伝子組み換えゼロを目指してはいるものの、現在でもトルティーヤなど一部食材に遺伝子組み換え大豆油などが使用されています(詳しくはこちら)。
トルコとイギリスのシェイクシャックでは、非遺伝子組み換えの特別バンズが使われていたそうですが、それ以外の国ではバンズの生産時に遺伝子組み換え大豆油やレシチンが使われていたとのこと。
トルコとイギリスでできるならアメリカでもできるはず、と、提携しているバンズメーカーのマーティンズの協力の下、シェイクシャックのクオリティを維持できる非遺伝子組み換えバンズを開発。
今後は、進出が発表されている日本を含め、全世界のシェイクシャックで非遺伝子組み換えバンズが使用されるそうです。
遺伝子組み換え食品は、生産効率を上げるために作られたもの。
好んで食べたいと思う消費者は、あまりいないはず。
それならば、黙って実験台になるよりも、遺伝子組み換えを使用していないメーカーやレストラン、あるいはオーガニックを支持することで、遺伝子組み換えのない世界を作り上げていきましょう。
Shake Shack
ウエブサイト:https://www.shakeshack.com/
2015/03/31