マノロ・ブラニク、サステナブルコレクション

Manolo Blahnik
(Photo by Northampton Museums)

ラグジュアリー・シューズの代名詞、マノロ・ブラニクが、元ルッツ&パトモスのマルシア・パトモスとのコラボによるサステナブルコレクションを来春に展開することを発表しました。

2型のみのスモールコレクションで、ひとつはダブルストラップのオープントゥフラット、もうひとつはストラップのハイヒール。
色は、青、黒、肌色、黄色のコンビネーションとなるのだそう。

使用する素材は、食品用に使用された後に廃棄処分となったティラピア(魚)の皮をリサイクル。コルクやラフィア(ヤシの繊維)なども使用されます。

パトモスさんは、ルッツ&パトモス時代も現在のMパトモスでも、サステナブルな素材や生産を取り入れているエコデザイナー。
今回のコレクションでも、パトモスさんのアイディアでティラピアなどのサステナブル素材が採用されたようです。

マノロ・ブラニクがサステナブルなアイテムを発表するのは今回が初めて。
最近は、ルイ・ヴィトンやディオールを傘下に持つLVMHグループ、グッチやバレンシアガなどを傘下に持つPPRなどファッション系コングロマリットがこぞってサステナビリティに力を入れはじめ、ラグジュアリー業界にもサステナブルの波が押し寄せているため、マノロ・ブラニクもこの動向に触発されたのかもしれません。

2型ともに、価格は895ドル、マノロ・ブラニクのショップで販売されるそうです。

(ニュースリソース:WWD)

Manolo Brahnik
ウエブサイト:http://www.manoloblahnik.com/

M. Patmos
ウエブサイト:http://www.mpatmos.com/

2011/10/26

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