2011 ハッピーニューイヤー!
カウントダウンイベントの後は・・・
2011年、あけましておめでとうございます!
ニューヨーク最大のカウントダウンイベント、タイムズスクエアのボールドロップは、例年通り100万人近くが訪れ大盛況。
11時59分からカウントダウンとボールドロップがが始まり、年越しと同時に1トンもの紙吹雪が舞い、来訪者たちの"ハッピー・ニューイヤー"の声とカップルたちのキスで、新年が幕を開けます。
感動の瞬間が過ぎると、数分後にはフランク・シナトラの"ニューヨーク・ニューヨーク"が流れ、夕方からその瞬間のために待ち続けていた来訪客は一斉に帰宅の途につきます。
そして、盛り上がった後に必ずやらなければならない大掃除。
年明け数十分後には、175人の市の清掃作業員が集結して大掃除が始まり、あっという間にタイムズスクエアはイベント前のきれいな姿に戻ります。
清掃には、23台の業務用掃除機、21台のゴミ収集車、3ダースのブロワー(紙吹雪を吹き飛ばして集める機械)が使われ、5万ドルのコストが掛かるのだそう。
収集したゴミの量は、1トンの紙吹雪と来訪者が捨てたゴミなどで、約40トンにも上ります。
年に一度のビッグイベントとはいえ、たった一晩で出るゴミとしては驚くべき量です。
集められたゴミは、残念ながら、分別リサイクルされることなく埋立地に廃棄されると思われます。
たとえ清掃者が完備されたイベントではあっても、自分のゴミを持ち帰れば分別リサイクルが可能。
無料で配布されるグッズも、イベント終了後にポイ捨てしないで持ち帰り、何らかの形で再利用すれば有益な資源となります。
2010年は、予測を上回る速度で環境破壊が進んでいることが判明し、資源の枯渇が現実味を増してきた年。
多くの企業が、ポーズではなく、真剣に環境に対する取り組みを開始し始めました。
2011年は、さらに多くの企業や人々が環境のことを考え、行動に移す年になることでしょう。
今年も、みなさんにとってグリーンで素敵な1年になりますように。
2011/01/02