全米クリーニング協会、
グリーン度評価システムを導入

Green Clening

「オーガニッククリーニング」「グリーンクリーニング」と書かれた看板が、ニューヨーク市内のクリーニング店の多くで見受けられますが、いったい何がオーガニックなの?と疑問に思うこともしばしば。

そんな状況を打開するため、全米クリーニング協会が、今月中にグリーン度評価システムを導入することを発表。
評価は5段階で、使用している溶剤、水使用状況、電気使用状況、再生エネルギー使用度、配達用の乗り物のエコ度、断熱管、リサイクルハンガー、リサイクルビニール袋を使用しているか、など幅広くチェックする予定で、評価基準が厳しいので、レベル5をもらえる店はほんの少ししかいないだろう、と協会側は予測しているそう。

とうとう服飾業界のグリーン化も消費レベルにまで突入!
Co2やら炭化水素やら、ドライクリーニングの手法にはいろいろあって、シロウトの私たちには、何が本当に環境に良い物なのかよくわかりませんが、こうした評価システムがあれば、わかりやすくて嬉しいですね。

それに、これまでグリーンに興味のなかったクリーニング店が、グリーン化努力を進めるきっかけになるかもしれませんから、評価システムは大歓迎です。

今月中に稼動予定とのことで、ウエブサイトもまだ準備中。
はやく導入されて、一消費者として環境対策に貢献したいものです。

Green Clener Association
ウエブサイト:http://www.greencleanersassociation.com/

2008/10/20

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