ウエブセレクトショップ「ユークス」のエコサイト
「ユークシジェン」、1周年を機にさらに充実

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ブランド品からレアなヴィンテージまで幅広く扱う、ウェブ・セレクトのユークス(yoox.com)。

そのユークスが、エコブランドを集めたサブサイト「ユークシジェン(yooxygen icon)」を立ち上げたのは、09年のアースデイのこと。

1周年を迎えた今年、さまざまなブランドとコラボしたエクスクルーシブアイテムを多数揃え、さらに充実したサイトに成長しました。

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(Photo courtegy of Yoox)

まずは、フェアトレードブランド、イードゥンとのコラボTシャツコレクション「エバーグリーン・バイ・イードゥン・ライブ」。
イードゥン・ライブのアフリカ製フェアトレード・オーガニックコットン100%Tシャツに、エコモデルたちがデザインした、トリプルコラボのコレクションです。

デザインに参画したエコモデルは、昨年のアンジェラ・リンドヴァルに加え、今年はサマー・レイン・オークスとエレットラ・ヴィーデマン。

サマー・レインさんのデザインは、昆虫学の学士を持ち、自宅でも昆虫を飼っているという彼女らしい、虹色の昆虫が描かれたもの。アフリカ南部の国、レソトで作られた美しいTシャツです。

エレットラさんのデザインは、アフリカに旅行に行った際に印象的だったという品格あるライオンの絵。ウガンダで生産されています。

どちらも一型ずつのプチコレクションではありますが、ユークシジェンのみで購入できるエクスクルーシブ・アイテムなのはもちろんのこと、オーガニック素材製で、売上金の一部は環境NGOグリーンクロスに寄付、と環境にも社会にもやさしい正真正銘のサステナブルコレクションです。

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(Photo courtesy of Yoox)

続いて、6月から発売開始となる、キャサリン・ハムネットとのエクスクルーシブ・コラボライン「セーブ・ザ・シー」。

14アイテムから成るこのコレクション、メンズ・レディースのスイムウェア、ビーチアウター、タオル、ビーチバッグなど、50'sがテーマのレトロなビーチアイテムが満載。

素材はもちろん、オーガニックコットン、シルク、リサイクルポリエステルなどのエコ素材を使用。
売上の一部は、キャサリン・ハムネットが設立した西アフリカの農家を支援するプロジェクト「ファッショニング・ザ・ベター・フューチャー」に寄付されます。

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(Photo courtesy of Yoox)

さらに、国連環境計画(UNEP)の植林プロジェクト「ザ・プラント・フォー・ザ・プラネット」のためにフセイン・チャラヤンがデザインした「ファブリック・スタック・プリント」のトートバッグや、エコブランドのフロム・サムウェアのスペシャル・コレクションなど、ユークシジェン・エクスクルーシブのアイテムが盛りだくさん。

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(Photo courtesy of Yoox)

もちろん、エクスクルーシブアイテムだけでなく、イタリアの「Nathu」などのレアなエコブランドから、ステラ・マッカートニーやルームステイトなどおなじみのブランドまで、さまざまなエコファッションアイテムを揃えています。

さらに、服や小物だけでなく、エコ関連の洋書やハンドメイドのエコ自転車、そしてマニア垂涎のハイエンド・ヴィンテージアイテムなど、サステナブルをキーワードにした幅広い品揃え。

それに、ユークスの環境への配慮は、商品だけでなくビジネスの運営にも反映されています。
たとえば、オンラインショップゆえに気になる配送の際のCO2排出量。
これをオフセットするため、マダガスカルに植林するプログラムに参加しているのです。
包装も100%リサイクル素材、社内でもカーシェアリングを行うなど、企業としてサステナブルになるべく活動しています。

環境や社会への負荷をたくさん生み出してしまうファッション企業だからこそ、環境への配慮は大切。

もちろん、ユークスはエコアイテムのみを扱っているわけではありませんが、同じ商品を購入するなら、環境や社会のことなんか何にも気にしていない企業より、ユークスのようなサステナブル活動に力を入れている企業から購入した方が、地球や人類のためになるはず。

何を購入するか、どこで購入するか、自らの行動と環境・社会への負荷を結びつけて考えること、それが消費者としてのサステナブル活動といえるのかもしれません。

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ウエブサイト:http://www.yoox.com/yooxygen/ icon

2010/05/11

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