地球のことを考える1時間、
アースアワー2010は今週土曜夜8:30!
世界中の電気が消える1時間、2010年3月27日8:30PM。
アースアワーとは、世界中の人たちが1年に一度1時間だけ電気を消し、地球温暖化に対する気付きを促すイベントのこと。
2007年3月31日に、オーストラリアで行われたのが始まりですが、このイベントが世界中の注目を集め、翌08年には35カ国に広がり、昨年09年には87カ国4100都市から約10億人が参加する世界規模のビッグイベントになったのです。
09年、アメリカでは318都市が参加し、ニューヨークのランドマークであるエンパイヤステートビルやブルックリンブリッジ、サンフランシスコのゴールデンゲイトブリッジなどのライトが消えました。
企業でも団体でも個人でも、誰でも参加できるこのイベント。
参加方法はいたって簡単。
3月27日8:30~9:30PMの1時間、電気を消せばいいだけ。
もうちょっとアクションを起こしてもいいよ、という方は、アースアワーのウエブサイトwww.earthhour.orgにアクセスし、メールアドレス、名前、郵便番号を登録すれば、地域の参加人数にカウントされます。
もちろん、1年に1時間電気を消すくらいで、地球温暖化を食い止めることはできません。
でも、こうしたイベントにより、多くの人に気付きを与えることができるのです。
日々、私たちはどれだけの電気を消費しているのでしょう。
それがどのくらい地球に負荷を与えているのでしょう。
新聞やニュース番組で、大雨、大雪、洪水、ハリケーン、台風、旱魃といった異常気象、地震や地盤沈下などの天災に関するニュースが日に日に増えているように感じませんか。
最近、自分や周りの人がこれまでに経験したことのないような災害に遭遇しませんでしたか。
地球が勝手にそういった天災を起こしているのでしょうか、それとも、私たち人類の行動がそうした現象を引き起こしているのでしょうか。
そんなことを、電気を消した1時間の間に考えてみてはどうでしょう。
そして、翌日からの行動にその考えが反映してみてはどうでしょう。
日々忙しい生活を続けている私たち。
ゆっくりと地球のことを考える時間などないのかもしれません。
でも、私たちの生活は地球があってこそ成り立つもの。
忙しさの原因となっている仕事や勉強より、もっと大切なことがあるのではないでしょうか。
2010年3月27日8:30PM。
ロウソクの柔らかな明かりの下で過ごす、貴重な1時間。
あなたは、何を考え、どんな行動を起こしますか。
関連記事:アースアワー2009
Earth Hour
ウエブサイト: http://www.earthhour.org
2010/03/25