ソーラーパネル付スマートフォン、続々登場
(Photo courtesy of LG)
携帯電話の充電って、時間がかかるうえに、電源のある場所を探さないとならないので結構面倒な作業。
特にスマートフォンだと大量の電力を必要とするので、頻繁に充電が必要。
外を歩いている間に勝手に充電できたらいいのに・・・なんて思っている方も多いはず。
そんな希望を満たしてくるのが、ソーラーパネル付スマートフォン。
今春から各メーカーが続々発表しています。
(Photo by uriondo @flickr.com)
2月にサムソンが発表した、ソーラーパネル付、ペットボトルリサイクル素材のボディのスマートフォン「ブルーアース」に続き(上写真)、LGも取り外せるソーラーパネル付スマートフォン「GD510」を発表(一番上写真)。
携帯電話なら、シャープや中国携帯メーカーからもソーラーパネル付が続々登場。
GD510は、10分間の充電で2分15秒の通話、180分の待ち受けが可能。
その他、太陽熱で充電した場合、どのくらいの省エネ効果があったかを計算してくれる機能や、電源からの充電の場合、充電が完了すると音が鳴り、無駄な電力消費を防ぐ機能があり、パッケージには再生紙とソイインクを使うなど、かなりエコをアピールしています。
ブルーアースは、充電時間は発表されていませんが、スクリーンの明るさやバックライトを調整する「エコモード」機能や、万歩計機能がついていて、車や電車の代わりに徒歩によりどれだけのCO2を削減できたかを計算し、木何本分かで表示してくれる「エコウォーク」機能もついているのだそう。
ブルーアースは、最初に発表されたこともあり、ペットボトルリサイクル素材を使用している点からもエコピープルからの評価がかなり高いですが、見た目はGD510の方がクール。
ブルーアースは、10月にスウェーデンで発売開始、その後は欧州とアジア各国へ、GD510は10月半ばに欧州で発売開始、その後は世界各国で発売予定とのこと。
いずれにせよ、携帯やスマートフォンにはソーラーパネル付が標準、ということになれば、電源からの充電不要になり、かなりの省エネ効果が期待できそうです。
ニュースリソース:
・LG510
・Samsung Blue Earth
2009/10/15