話題の環境ドキュメンタリー
「Age of Stupid」、
今夜、全米映画館にてワールドプレミア!
世界中で話題になっている環境ドキュメンタリー「Age of Stupid(愚かな時代)」。
50カ国以上で上映が予定されていますが、今夜ワールドプレミア。
2055年、気候変動により崩壊した地球にひとり生き残った男が、「チャンスはあったのに、なぜ私たちは気候変動を止められなかったのか」と問いかけ、2008年から55年に至るまでの人間の愚かさを振り返るというストーリー。
主演は、「父の祈りを」でアカデミー助演男優賞にノミネートされたイギリスの俳優、ピート・ポスルスウェイト。
映画製作資金は、個人や小さな団体の寄付によって集められる「クラウド・ファンディング」という手法を採用。
これによって、企業や特定団体の意向が映画に反映する必要がなくなります。
映画の宣伝にはTwitterやブログを活用しています。
「善いこと」というのは、資金集めがなかなか大変なもの。世の中にとって良いものだからこそ、市民の力を使って多くの人に広める手法が活きてくるのです。
今年春に世界各地でスクリーニングが行われましたが、「不都合な真実」を凌ぐ環境ドキュメンタリーと高い評価を得ています。
今夜、ワールドプレミアとして、全米440の映画館で上映。
ニューヨーク・マンハッタン内では、ユニオンスクエア、チェルシー、アッパーイーストの3つの映画館で上映されます。
そして、コフィ・アナン全国連事務総長などが、「どうすれば気候変動を食い止めら得るか」を語るパネルディスカッション、レディオヘッドのトム・ヨークによるライブコンサートなどが行われるスペシャルイベントも、マンハッタン内の別の会場で同時開催。
そのイベントの参加権がイーベイでオークションにかけられ、なんと385ドルの値が付きました。
ゲストのセレブたちは、自転車やエコカーなど、環境に配慮した方法で登場する予定。
明日22日には、世界各国で上映が予定されています(上映場所はAge of Stupidのウエブサイトにて確認できます)。
日本では、新宿のバルト9のみの上映となるそうです。
今私たちが生きているこの時代が、「Age of Stupid」になるかならないかは、私たちの生き方次第。
この映画は、今何が起こっているのか、私たちはどうすべきなのかを考えるきっかけになってくれるはず。
今夜アメリカにいる方、そして明日世界各地の上映地にいる方、お見逃しなく!
Age of Stupid
ウエブサイト:www.ageofstupid.net/
2009/09/21