トラッションアート展示会
トラッシュ(ゴミ)xファッション=トラッション。
ということで、ゴミをリサイクルして作ったファッションやアートを「トラッション」と呼ぶようになってから、はや数年。
多くのメジャーな美術館でもリサイクルアートが展示されるようになり、いまやトラッションは単なるエコ活動としてではなく、アートとして受け入れられるようになりました。
現在、バワリーホテルやローガンなどが軒を連ねるヒップなエリア、バワリーストリートにあるギャラリー151で、期間限定トラッションアート展示会が開催されています。
ダン・ウォルカーのプラスチックゴミでできた作品(上写真)や、クリスティ・リヴォヴィッツの、ネクタイやギターなどから作った美しい家具(下写真)など、ほんとにゴミなの?って思わず唸ってしまう、完成度の高い作品がずらり。
実は、ギャラリー151でのトラッション企画はこれで3回目。
アートを介してサステナビリティや地球温暖化への気付きを促そう、という「アーバン・グリーン・イニシアチブ」活動の一環として、これまで、ダンスパフォーマンスやミュージックコンサート、アート展示会が行われてきました。
これらイベントは、「ヴィレッジ・グリーン」というLEEDゴールド認証のビルを開発する不動産デベロッパー会社のバックアップによるもの。
アートを製作するためにわざわざ新しい地球資源を使わなくても、今あるもので賄えてしまうなら、それに越したことはありません。
ファッションでもアートでも、既存の資源を有効利用して、賢く製作できれば、地球と共存できる世の中が実現するはず。
ギャラリー151のトラッシュアート展示会は7/21-8/21までの1ヶ月、水曜-日曜の午後のみのオープンですが、アーティストもそうでない人も、ぜひ訪れて、サステナブルライフスタイルの参考にして!
Gallery 151
ウエブサイト:http://www.gallery151.com/
2009/07/28