ニューヨークに野菜・果物オンリーの屋台
「ベジー・カート」が大量出没予定
ホットドッグにプレッツェル、ベーグルにファラフェル、と、屋台天国のニューヨーク。
でも、カロリーが高い屋台フードは、健康志向のニューヨーカーにとっては気になるところ。
ということで、ニューヨークでは、市をあげてヘルシー屋台の導入を促進。
マイケル・ブルームバーグ市長が、生野菜と果物のみ取扱可能な屋台「ベジー・カート」500台にライセンスを発行することを発表しました。
08年夏の終わりからこのベジ屋台が登場する予定。
ただし、あくまで、野菜や果物を販売するスーパーが近くにない地域の人に、手軽な屋台で健康的な食生活を、という趣旨なので、そうした地域限定。だから、マンハッタン中にベジー・カートがお目見えする、というわけではないようです。
ちなみに、べジー・カート出店ライセンスの取得は至って簡単。
申し込みをして、運転免許のように免許取得場に行き登録作業をし、講習を受けてお金を払えば、ウエイティングリストに載せてくれるので、後は順番が来るのを待つばかり。
ちょっとお腹が空いたら、りんごやバナナをパクリ、はニューヨークの街中では良く見る光景ですが、野菜屋台が加われば、街中でセロリやニンジンなどの野菜スティックをパクリ、という光景も見られるようになるのかも。
ファーストフードや加工食品に頼らず、大地の恵みに感謝して、おいしい野菜や果物をまるごと食すのが、人間本来の姿なのかもしれませんね。
ニュース出典:New York City Health Department
2008/07/07