2009春夏
サステナブルファッションエクシビジョン
Vol.1
前シーズンのショー形式に代わり、プレゼンテーション形式になった、エコバルフセット(EKOVARUHUSET)とEko-Lab主催の「オーガニック&フェアメイド サステナブルファッションエクシビジョン」。
素材はすべてオーガニックもしくはナチュラル、生産過程もすべてフェアメイドの美しい作品がずらりと並び、圧巻です。
参加デザイナーは、エコバルフセットのオーナー、ヨハナ・ホフリングをはじめ、カオリ・ヤマザキ、メリッサ・カーガン、ミカ・マチダ、シンジェン・チュン-ヒルヤードなどの同店常連、そして、トー・ソダーリン、エイミー・モーレンホフ、メイリン・チェン、アシュリー・ヘルヴェイ、ララ・ミラーと、総勢10名。
各デザイナー1点ずつの出展ですが、相当手の込んだ美術館クオリティのアイテムが並ぶ素晴らしいエクシビジョン。
ヨハナ・ホフリングの作品(上写真)は、オーガニックリネン製のシックなグレーのロングタイトドレスに、ケニヤで採れる種をパールに見立てデコレーションした美しいアイテム。
べールのレースも美しく、ドレスとは少しトーンの異なるグレーのベルトが、ドレスに花を添えています。
染色はアースヒューズというブランドの天然染め粉を使用していて、すべてがオーガニック且つナチュラル。
こちらは、カオリ・ヤマザキのティピ・ドレス。
ネイティブアメリカンのテント、ティピからインスピレーションを得たのだそう。天然手染めの柔らかな色味が愛らしい、ウエディングドレスのような作品。素材はオーガニックリネン。
カオリさん得意の編みこみヘッドピースも美しい仕上がり。
こちらはアシュリー・ヘルヴェイの作品。
最近よく見かけるようにはなったものの、未だとても高価で手に入りにくいオーガニックウールを使用。それを、雨水とベジタブルソープでフエルト加工したという、かなり手の込んだもの。
ぽってりとしたシルエットがかわいらしい作品です。
こちらは、グリーンブランドとして地位を確立しているララ・ミラーの作品。
オーガニックコットン、オーガニックリネンを手織りして生地を仕立てているうえ、同ブランドの地元シカゴで織っているというから、すごい。
日常に着られそうなデザインなのも嬉しいところ。
続きはVol2で!
Eko Lab
ウエブサイト:http://www.eko-lab.com/
2008/09/10