デザイナーブランドのリユースが人気

Reuse

今、ニューヨークではデザイナーブランドの服やバッグをリユースするのが人気です。

古着やバッグ、靴の委託販売をするコンサインメントストアや、イーベイで高級ブランドの古着を販売するショップなど、古着のデザイナーブランドを扱うショップの売上が、今年に入ってから軒並み急増しているのだとか(New York Yimes)。

その理由のひとつが、グリーンムーブメント。
もちろん、石油や食品価格が高騰している現在、少しでも安くデザイナーブランドを手に入れたい、という気持ちがあるのは事実。
でも、大量に物を所有することに罪悪感を抱く人が増え、不要なものは捨てずに販売し、必要としている人にリユースしてもらいたい、逆に一度しか着ないパー ティ用ドレスなんかは、ほかの人が一度だけ着たものを安く購入し、使ったらまた他の人に、と考える人が増えているのです。

しかも、こう考える人は、お金に困っていない高所得者層に多いというから驚きです。
お金があるからって、好きなだけ買って好きなだけ消費し、好きなだけ捨てるなんていう行動は、恥ずかしい時代になってきたのですね。
不要な所有物、不要なゴミを少しでも減らし、環境のことを考えながらおしゃれに暮らすのが、ニューヨーク流かっこいい生き方、なんです。

こうした考え方・生き方が、所得の大小かかわらず、世界中に広まったら、エコかっこいい素敵な世の中になりそうですね。

2008/06/21

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