サックス・フィフス・アベニュー、
グリーンキャンペーン開始!

Green Dept store

いまニューヨークの百貨店ではグリーンが大流行!
バーニーズのグリーンホリデーキャンペーンを皮切りに、ブルーミングデールズもクリスマス時にソーホー店でグリーンホリデーをアピール。そしてとうとう、高級百貨店のサックス・フィフス・アベニューも、08年春から「Green House」と題したエコキャンペーンを開始しました。

Song、Beau Soleil、Ogleといった新顔グリーンブランドから、ルッツ&バトモスやキャサリン・ハムネットなど有名ブランドのグリーンファッションアイテムまで、ナチュラル・オーガニック素材を使用したアイテムを集めて紹介しています。

サックスは、オリジナルのエコバッグは作っていませんが、「Green House」イベントで紹介しているのは、ボウ・ソレイユのコットンキャンバス製バッグ。ひもにはリサイクルロープが使用されており、ボウ・ソレイユのキーワードでもある「REDUCE、RECYCLE、RENEW」の文字が大きく書かれています。

実は、サックスも、他の百貨店がグリーンクリスマスを謳う中、07年のクリスマスからエコ対策を展開していました。
ロックフェラーのツリーに向かい合う位置にあるサックス旗艦店は、毎年クリスマスになると雪の結晶を模ったライトで装飾され、音楽と光のショーで観客を楽しませてくれていますが、07年ホリデーシーズンには、使用するライトをすべてLEDに切り替えています。
使ったLEDの数は40,400にも上ったそうですが、使用する電力は2,600W、トースター3個分だったそうです。でもこの2,600Wというのが、一日の消費電力なのか1回のショーでなのかは定かではないのですが・・・。

いずれにしても、ひとつでも多くの小売業がグリーン化すれば、それだけ地球の負担も減るはず。
消費者がエコ対策に積極的なグリーン小売企業を支持すれば、企業もそれに応えようと変わっていくでしょう。大事なのは、ひとりひとりの小さな努力です。

Saks Fifth Avenue
ウエブサイト:http://www.saksfifthavenue.com/

2008/01/31

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