ライアン Ryann

Ryann
(Photo by Shelby Gates)

クールなグリーンブランド、またしても発見!
しかも、ブルックリン発、メイド・イン・ニューヨークのローカルブランドだから、エコ度倍増。

エッジーなデザインが、グリーンブランドらしからぬライアンですが、オーガニックコットン・ウール、ソイファイバー、ヘンプにバンブー、リサイクル素材、など、サステナブルな素材を次から次へと発掘し、フル活用しています。

上の写真は、ピースシルク(蚕が殻を破って出るのを待ってから紡ぐシルク)のジャケットと、オーガニックウールのスカート。
スカートの裏地にまで、バンブーxコットン素材を使用するほどのこだわり。

08秋冬コレクションは、スタンリー・キューブリックの映画「2001年宇宙の旅」からインスパイアされたのだそう。
フューチャリスティックだけどウエアラブルなもの、映画の中の宇宙船で着ていてもおかしくないスタイルだけど、現代でもクールに見えるもの、というテーマのコレクション。
素材は、オーガニックウール、ヘンプ、シルクをたくさん使用しています。

Ryann
(Photo by Shelby Gates)

こちらは、セレブも着用し、雑誌にも起用された08秋冬の人気アイテム「リニュー・ドレス」。
オーガニックウール製でパイピングや紐はピースシルクでできています。
さらりと一枚で着てもクールですが、着こなしによって、かなりエッジーな雰囲気が出そう。

Ryann
(Photo by Olivia Malone)

こちらは、09春夏アイテム。
タンクトップは、マイクロモダールという素材を使用。
コットンに似た質感のエコ素材モダール(ブナやユーカリの木などの繊維から作った素材)をさらにきめ細やかにしたもの。
スカートは、リサイクルナイロン製。
いよいよ、ポリエステルだけでなく、ナイロンまでリサイクル素材が登場するように。

09春夏コレクションのテーマは、70年代のアンディ・ウォーホルがテーマ。
スタジオ54や、当時彼が付き合っていた人々や取巻きをイメージしたのだとか。
コスチュームぽくならないよう、あくまで現代風に、黒x白を多用。
素材は、シャイニーなリサイクルナイロンを使用し、70年代のナイトクラブの雰囲気を出したのだそう。

単なるエコファッションで終わらず、スタイリッシュであることを重視しているライアン、今後大きく発展しそうです。

Ryann
ウエブサイト:http://www.iloveryann.com/

2008/09/27

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