フライターグ Freitag
(Photo by Noë Flum)
リサイクル素材のバッグブランドとして、パイオニア的存在のフライターグ。
トラックの防水シートと車のシートベルト、自転車のインナーチューブをリユースして作られていることは、ご存知の方も多いはず。
限られたリソースから無駄なく作るため、一点ずつすべてデザインが異なるところも、人と同じものが好きじゃないニューヨーカーに人気の理由。
メッセンジャーバッグの取扱が多いので、メンズの印象が強いかもしれませんが、実は女性が使えるラインも充実。
上の写真の「レネゲイド」は、上下にコンパートメントがわかれていて、上は11.2リットル、下は23.8リットルも入る大容量の旅行バッグ。
トラックシート製ですから、耐久性はお墨付き。
がんがん物を放り込んでも大丈夫。
イカツイ外見なのにキュートなピンクが、オンナゴコロをくすぐります。
(Photo by Peter Würmli)
上の写真は、エコバッグとしても使えるショッピングバッグ「マイアミ・バイス」。
頑丈なうえ防水性もばっちり、且つ20リットルの容量だから、スーパーへの買い物に最適です。
すべて一点ものなので、好みのデザインを見つけたら即買いが鉄則です。
フライターグのバッグは、製造過程がアーティスティック。
まずトラック会社に電話して、使用済の防水カバーを集めるところからバッグの生産が始まります。
トラックのシートだから、とにかく巨大。
そして、いらなくなるまで使っていたのだから汚れもひどい。
それを、作業できる程度の大きさに切り、洗いにかけます。
きれいになった「素材」を、デザインを考えながら裁断。
縫製して仕上げ、品質チェックを行って完成、と長いハードワークを経てできあがるのです。
トラックのカバーは、環境負荷の高いPVCコーティングされているものもあります。
でも、フライターグで使うカバーはPVC使用量が1㎡あたり600gまで、と決められているので安心。
リサイクルだし頑丈だから長持ちする、地球へのやさしさ満点のフライターグ。
お気に入りのデザインを見つけて、一生ものに。
Freitag
ウエブサイト：http://www.freitag.ch/
2008/08/01
