ハウス・オブ・オーガニック、
2010秋冬コレクション

house of organic 10fw

認証済オーガニック素材やビンテージ素材など、厳格な基準を満たしたサステナブル素材のみを使用するデザイン集団、ハウス・オブ・オーガニック。

2010年秋冬コレクションは、クラフト感溢れるこれまでのイメージから、モード感漂うハイエンドサステナブルファッションへと昇華。

メイリン・チェンによる光沢のあるオーガニックウールのコート(上写真)は、素材もテイラリングも高級感溢れる非常に美しいアイテム。
未だにエコがダサいなんて思っている人がもしいたら、真っ先にこのアイテムをトライすべき。

house of organic

ゲストアーティスト、ジェニファー・ウェン・マがプリントしたeko-labのセーターとドレス。もうこれは、服というよりアート作品。
ジェニファー・ウェン・マは、北京オリンピックの開・閉会式のビジュアル・特殊効果部門チーフデザイナーとして活躍した才能あるアーティスト。
彼女の手にかかれば、すべてがアートになってしまうのでしょう。

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ハウス・オブ・オーガニックのオーナーであるヨハナ・ホフリングによるリネンxウールのジャンプスーツ。
彼女の今シーズンのテーマは、「Warriors of transition」。
敢えて訳すなら”遷り変わりの騎士”という感じでしょうか。
本来人間は、自然の法則に従って生きるもの。プラスチックの服を着て自然を破壊し、縫製工場に過酷な労働を強いても何も感じることがない、社会的倫理を失ってしまった現代の私たちは、その法則に逆らって生きている。でもこれからは、本当にサステナブルな生き方に返らなければならない。彼女は今、騎士としてその変遷を戦っている、ということなのでしょう。

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クロシェを使った美しいクラフトクローズも、もちろん健在。
メイリン・チェンのクロシェドレスに、トー・ソダーリンのアンゴラフードを合わせたスタイル(左)はとってもキュート。
カオリ・ヤマザキのクロシェドレス(右)は、一枚で着てもOK、レイヤーでもOK、の着まわしアイテム。一見キュートなのに、着こなしによっては上品なパーティウエアとしても活躍しそう。

ハウス・オブ・オーガニックのアイテムは、一点一点に思いが込められた、一生大切にしたいものばかり。
ハウス・オブ・オーガニックの服を着て、サステナブルライフへの回帰に向け、変化のために戦いましょう。

House of Organic (EKOVARUHUSET)
ウエブサイト:http://www.ekovaruhuset.se/house-of-organic/

2010/02/24

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